先日、騒音対策の現地調査で、とある製薬会社に伺いました。
騒音の出ている現場では、パレットにコーヒー用のミルクの容器のようなものが乗っており、それに付いた水分(滅菌水でしょうか)をエアーブローで吹き飛ばす機械装置でした。
既に対策としては幾つか施されており、弊社ではこれにプラスアルファで対策をご提案する形となりました。
意外なところで、というのは、その薬ですが恐らくゼリー状のものでしょう、蓋を剥がしてするっと食べるようなものだったんですが、一昨年の暮れに亡くなった、私の母が飲んでいたものとそっくりだったのです。
脳腫瘍に侵されていた母が飲んでいたのは、脳の内圧を下げるための薬でしたが、「美味しくない、美味しくない」と(薬だから仕方ありませんが)イヤそうに我慢して飲んでいました。
発見が遅かったので、たったの半年で逝ってしまいましたが、本当にあっという間でした。
未だにもっと仲良くしておけば良かった、という気持ちですが、あとでそう思っても仕方のないことですね。
今日一日を無事生き切ることが、いかに大切か、ということを身をもって教えてくれた母に、感謝しなければなりません。
母には「向こうで日当たりの良い場所、とっておいてね」と言ってあります・・・。
いずれは誰もが行く道。
合掌です。